皆さん、こんにちは！旅行ブロガーのあやめです。難病のため、外に出ることはできない私ですが、おともの妖怪、旅行妖怪”とらべるん”と共に、妄想力とわずかな情報を掛け合わせ、素晴らしい旅をしています。
今回ご紹介するのは、大阪府の住吉です。この地域は、住吉区、住之江区、東住吉区といった、住吉大社に由来する地域を抱える、歴史と文化が深く結びついている場所です。
住吉大社は、古代からの信仰の中心となっており、神功皇后ゆかりの神社として知られています。大きな鳥居をくぐると、そこは別世界。古代の空気が色濃く残るその空間は、まさに時間の旅をしているかのような気分にさせてくれます。しかし、そんな古代の空気とは裏腹に、近くには現代の賑わいを感じさせる住之江競艇場が広がっています。その活気は、「戸締り用心火の用心」というテレビコマーシャルで有名な日本船舶振興会の笹川会長の影響を大いに感じることができます。実は、この笹川会長、特撮番組メタルダーの悪役ゴッドネロスのモデルになったとも言われており、歴史と現代、そして伝説が交錯する住吉のシンボルのような存在です。
さらに、住吉神社の隣には、一見すると小さな神社「種貸神社」があります。この神社は一寸法師の伝説と結びついており、子宝を授かるための祈願で知られています。種貸という名前からも、子宝に関する神秘的な伝説が多く語られていることが伺えます。この地域には、古代から伝わる多くの伝説や信仰が息づいています。
しかし、私たちの旅の中で一つ気になったことがあります。河童の存在です。大阪のこの地域では、河童の話はほとんど耳にしませんでした。とらべるんと一緒に考えた結果、あまりにも強大な神様や伝説が多いこの地で、河童たちは控えめに存在しているのかもしれません。
最後に、住吉の魅力を一言で言うなら、それは「交差」です。古代の神々と現代のパワースポット、伝説と現実が交差するこの地で、新しい発見と感動を経験することができました。次回も、あなたと共に素敵な旅の話を共有したいと思います。お楽しみに！
