こんにちは、今日は私の経験を通して、ADHDについてお話ししたいと思います。
私自身、ADHDの診断を受けており、その特性について理解し、向き合ってきました。
ADHDとは、注意欠陥・多動性障害のことで、集中力や落ち着き、自己管理が難しい特性を持っています。
実は、私が小学生の頃、毎回クラスで一番最初に給食を終えるのが私でした。
周りの友達がまだ食べている最中でも、どうしてもじっとしていられず、すぐに席を立ってしまうんです。
ADHDは生まれつきの脳の特性で、子どもだけでなく大人にも見られることがあります。
実際、大人の3～4%がADHDと言われています。私も大人になってから診断を受け、自分の特性を理解し始めました。
ADHDの人は、以下のような特徴がありますが、私の場合もそうでした。
- 一つのことに集中するのが難しい
- 物事に飽きやすく、やりかけのことが多い
- 忘れ物やケアレスミスが多い
- 落ち着きがなく、じっとしていられない
- 衝動的に行動したり発言したりする
- 感情の起伏が激しく、イライラしたり落ち込んだりする
これらの特徴は、私の日常生活や人間関係に影響を与えていました。
例えば、友人との約束を忘れることが度々あり、怠け者や無責任だと思われることもありました。
しかし、それは本意ではありませんでした。
ADHDは治すことはできませんが、私も工夫や支援を受けることで、生活の質を向上させることができました。
薬物療法での「メチルフェニデート徐放錠」や心理療法の「ペアレント・トレーニング」など、様々な方法があります。
そして、ADHDは個性でもあります。
私の場合、アイデアが豊富で好奇心があり、瞬発力があることが強みとなりました。
自分の特性を理解し、得意なことや興味のあることに挑戦することで、個性を強みに変えることができます。
私は、その瞬発力やアイデア力を活かす仕事を見つけ、自分の特性を生かすことができました。
ADHDを持つ方々に伝えたいことは、自分の特性を理解し、その特性を活かす方法を見つけることが大切だということです。
また、周りの人たちにも、ADHDの人が怠け者や無責任ではないことを理解してもらい、サポートや理解を求めることも大切です。
最後に、私の経験から学んだことは、ADHDの特性に焦点を当てるだけでなく、自分の強みや個性を大切にすることが、生活の質を向上させるカギだということです。
自分の特性を理解し、それを活かすことで、人生はもっと豊かになります。
これからも、私自身がADHDを持つ人として、その特性を理解し、向き合い、強みに変えていく姿をブログを通じてお伝えしていきたいと思います。
この記事が、ADHDの方々や周囲の人たちの理解や支援に繋がることを願っています。
