行政書士試験の日から合否発表の日まで、実に2ヶ月もの間がある。この長い待ち時間は、私にとってはまるで試練のようだ。試験を終えた安堵感とは裏腹に、結果を待つ期間は心が落ち着かない。
試験が終わった直後は、一時的に解放された気持ちでいっぱいだった。しかし、時間が経つにつれて、不安が徐々に私の心を支配していく。合格したかどうかの不確かさが、日々の生活の中で常に頭をよぎる。私は合格するために多くの時間を費やし、勉強に打ち込んだ。その努力が報われるのか、それとも…。
この2ヶ月間、何をして過ごせばいいのか、正直言って戸惑っている。試験勉強で忙しかった日々から一転、手持ち無沙汰になってしまった。試験のことを忘れようにも、心の隅には常に結果がちらついている。友人に話すと、「もう終わったことだから気にしないで」と言われるが、それがなかなかできないのが現状だ。
この悶々とした時間をどう過ごすべきか。新たな趣味を見つけるべきか、それとも仕事に集中するべきか。考えれば考えるほど、答えは見つからない。ただ一つ言えるのは、この待ち時間が私にとって大きな試練であるということだ。心の中では常に、合否の結果が気になっている。
今はただ、合格の知らせが来る日を心待ちにしている。この不安な時間が、いつか良い思い出となることを願いながら。
